ブラインドの隙間から淡い光が廊下を照らしていたので、おもむろに外を覗いてみると、月の光が夜を照らしていました。
携帯アプリで月の満ち欠けを見てみると、10月29日はどうやら満月の夜だったようで、久しく満月を見ていなかった私達は、早速外へ出て空を見上げました。
都会では見ることのできない月夜の光は、田舎に移って間もない私達の輪郭を夜に映し、視界に入る全ての自然を照らしていました。
改めて月を見るのは良いものですね。驚くほどに明るい。
しかしながら外は寒く、気温計は夜の8時時点で7℃。
場所が山沿いなので平野部に比べれば気温が低いのもありますが、今年は冷えるのが早いような気がします。
厚着をして、あったかい珈琲でも淹れ、改めて月光浴でもと思ったものの、今の時期の田舎の夜は危険。イノシシやアナグマ、シカなどの野生動物の時間なので諦めました。
それにしても、カメラのレンズのせいなのでしょうか。写真を撮ってみると光の線が入ってしまう。
もう一度撮影してみると光の線は消えました。不思議です。
空気が澄んでいたこともあり、満月の近くで輝く木星も綺麗でした。
こういったときに天体望遠鏡があればなと思ってしまいますが、満月の夜を味わえたことに感謝です。